2016年2月6日土曜日

上司から学んだ親切心

おはようございます。
本日の親切心ブログは私営業の野村が更新致します。
先日某マンションに行った時のお話です。

私がマンションエントランスから自動ドアを抜けた時に、
前方から車いすのご婦人と車いすを押すヘルパーさんがこちらへ向かって
歩いてきているのに気付きました。

私は咄嗟に閉まりかけた自動ドアに戻り、ドアが閉まらないように手で押さえて
車いすがスムーズに通れるようにしました。

ご婦人とヘルパーさんは私に、「ありがとうございます」と言って下さりました。



実はこの数日前に、私は、私の上司に同じ事をしていただいた事がありました。
自動ドアではなく、エレベーターでの出来事でした。
当店は9階にあり、私が外出をするのに1階へ降りる為、エレベーターに向かって
廊下を歩いていたら、9階に到着したエレベーターから上司が降りてきました。
私はエレベーターまで20mくらい離れていましたが、上司は私に気付くと、
閉まりかけたエレベーターへわざわざ戻り、手で押さえ、「いってらっしゃい」と
言いました。

9階から一度エレベーターが下まで行ってしまうと、次9階まで来るのを
待つ時間というのがあります。
これから外出をする営業社員への気遣い・心配り。
そして上司・部下関係なく、咄嗟にこういう行動が出来る上司に対し、
とても感銘を受けました。

この上司の行動がなかったら、
私も咄嗟にこの同じ行動に移すことは出来なかったと思います。

親切心の一貫である気遣い・心配りは、自らが意識していないと出来ない事であり、
気付かない・思いつかないは不親切であり、気付いていないフリというのは論外なのだと、
改めて実感致しました。

上司から身を持って教わった「親切心」でした。
ありがとうございました。