あいさつって不思議ですね。
おはようとか、こんばんわとか、一つの礼儀とか、慣習的なものでありながら、
実は非常にハードルが低く、それでいながら非常に効果的なコミュニケーションツールなんだなぁと最近しみじみ感じます。
個人的なはなしですが、現在の住まいは以前から既いた場所、いわゆる地元ではありません。なので、引っ越してきた身になるので、越してきたばかりのときは周囲の人は皆他人様です。
年齢も離れていて、親の世代ほどの方々が隣人になるのですが、最初は訝しがられたり、こちらもなかなか溶け込むことができませんでした。
当然共通の会話があるわけでもなく、また会話する機会そのものが少なかったせいもあります。
どうしようかなと思っていたので、とりあえず挨拶だけはちゃんとしようと思い、朝とか夜とか、顔合わせたら相手より先に、すこし大きめの声であいさつすることを心がけるようにしました。
すると不思議なもので、日に日に相手の顔が柔らかくなってきて、今では普通に話をすることができています。
話す機会が生まれれば、共通の話題もできるという、いい循環になっています。
いちいちこの場で書くような話でもないのですが、挨拶ってすごい。当たり前のことですが最近改めて思いました。という話です。