2016年8月21日日曜日

楽しい時間の過ごし方

私たちの職場は、観光地という事もあり、土日祝日は大変賑わいます。
これが夏休みともなれば、お子様も増え、更なる賑わいを見せます。

職場のビルは、中に複数の飲食店はあるものの、ランチタイムは
満席が相次ぎ、運良く座れたとしても、提供されるまでにだいぶ
待たされることもしばしば…。ランチ難民になる事もあります。

そんな時、いつも行くのがとある「つけ麺屋さん」
「つけ麺」がメインという事もあり、高回転のお店であり、提供時間も
それほど待たないので、この時期は週3~4回行くこともあります。

その「つけ麺屋さん」で見たひとコマです。

この日もタイミング良く店に入り、同僚と3人並んでオーダー。
この時はまだ比較的空いていました。

しかしこの日は夏休み中の日曜日。

続々とご家族連れの方が来店されました。
中には小さな4姉妹とお母さまの姿もありました。
都合、4人ですから、カウンターのみのこのお店では、並んで座るのは
かなりの困難です。
誰がどこに座るか指示するお母さまの声が店内に響きます。
それほど歳の差のない4姉妹ですから、お母さまも大変です。

その時、私たちの向かい側のカウンターに座っていたJR職員の方が
「席、移動しますので、どうぞ」

これには、お母さまは恐縮。でも4姉妹はニッコリ。良い光景が見れました。
4姉妹とお母さまはワイワイと食事される中、店内は結果として残り3席。
2席並びと1席。1席の方は、前述の4姉妹とJR職員の方の間です。
すると1人の女性の方が来店され、2席空いてる側にご着席。

続いて、男の子とお父さまが来店。店員の方は別々の席へと促しましたが、
聞くと「1つを2人でシェアしますから、お待ちします。」との事。
それを聞いてか、先程入られた女性の方が「移りますから、どうぞ。」と
スッと立ち上がりました。男の子とお父さまは、嬉しそうに会釈し、無事に
並んでお食事されました。

その親切心と優しさに溢れる空間にいて、気持ちがホッコリしました。

私たちは、店内に一番奥に3人並んでいましたので、どうする事もできなかった…。
次回、そのような事があったら、率先してスマートにお席を譲る人間になろうと
思いました。