2016年7月27日水曜日

相手の事を考えて

 先日、ビジネスマナー研修に参加した時のお話です。
 講師の先生が、「思いやりは、なぜその行動をするのかが大事」ということを仰っていました。私は今まで、「親切心運動を行っているから、親切を心掛けよう」と考えてきました。しかし、この言葉を聞いて、心が伴っていないと意味がないという事に気付かされました。
 例えば、「親切心が大事なのでゴミを拾う」ではなく、「周りが綺麗だと気持ち良く過ごせるのでゴミを拾う」といったように、周りの方々の立場に立った行動が親切や思いやりと呼べるのだと学びました。
 
 また、時と場合によってルールとは違っていても、親切になるというお話もお伺いしました。
 例えば、本来は上座に座って頂くべき方が怪我をされていたら、下座でも入口近くの席にお通しする……等です。私は特に臨機応変な対応が苦手で、ルールに則った対応ばかりしてしまうため、これから改善していきたい部分だなと思いながら聞いておりました。

 ただ行動するのではなく、「なぜ」その行動をするのか、周りの方々の事を考えた行動が取れるよう、思いやりのある人を目指して行きたいと思います。